今回は、Apple silicon(M1)Macに最適化された(M1ネイティブ動作する)Visual Studio Code(VSCode)のインストール方法について説明していきます。
もともとIntel版のVSCodeがインストールされている場合、更新をかけてもApple Siliconに最適化されません。一度アンインストールしてから下記の手順でApple Siliconに最適化されたバージョンを再インストールしてください。
今回インストールするのは、お試し版のInsiderではなく、一般公開されている安定版です。
ファイルのダウンロード
VSCodeの公式サイトからダウンロードします。
こちらのページ内の「Apple Silicon」をクリック。zipファイルがダウンロードされます。

ページ内に「Universal」版のファイルをダウンロードするためのリンクもあります。こちらは、IntelのCPUを搭載しているMacでも動作し、Apple Siliconを搭載したMacでもApple Siliconに最適化した状態で動作します。
「Universal」と書いてあるものをダウンロードしても、「Apple Silicon」と書いてあるものをダウンロードしてもM1に最適化されたVSCodeがインストールできます。しかし、こちらの公式ページによれば、「Apple Silicon」と表記のある方からダウンロードした方が「Universal」と比較して小さい容量のものをダウンロードできるようです。
インストール
ダウンロードしたファイルをクリックして展開してください。Visual Studio Code.appというファイルができます。ファインダーを開いて、「アプリケーション」の部分に展開したファイルをドラックアンドドロップしてくださ。
これでインストールは完了です。初回起動時に「“Visual Studio Code.app”はインターネットからダウンロードされたアプリケーションです。開いてもよろしいでしょうか?」と言ったような警告文が出てくると思います。「開く」をクリックしましょう。
これでインストールは完了です。
Homebrewでインストールする場合
ターミナルを開いて次のコマンドを実行してください。
brew install --cask visual-studio-code
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動作確認
アクティビティモニタで動作を確認します。VSCodeは「Code」と表記されます。画像の通り、VSCode安定版がApple Siliconに最適化されている(ネイティブ動作している)のが確認できます。

最後に
今回は、Apple Siliconに最適化されたVSCodeの一般公開バージョンのインストールについて説明していきました。ぜひ試してみてください。