この記事では、ビデオ通話ツール「Brave Talk」とは何か、無料版の基本的な使い方を説明してきます。
Brave Talkとは
Brave Talkとは、Braveが提供するビデオ通話サービスです。
ビデオ通話アプリのZoomのように、何度でも通話が可能である上に、通話時間に制限がない、通話に参加するためにアプリやアカウントが必要ないといった利点があります。(通話への参加にはアプリは必要ありませんが、通話の開始はBraveブラウザから行う必要があります。)
有料版と無料版の違い
Brave Talkには有料版と無料版があります。無料版では一対一の通話のみが可能です。
有料版である「Brave Premium」ではより大人数での通話が可能となっています。
無料でBrave Talkを開始するには、Brave Rewardsを有効にする必要があります。Brave Rewardsをより多くの人に利用してもらうための戦略でしょう。
有料版ではBrave Rewardsを有効にする必要はありません。
有料版であるBrave Premiumへの登録は下記のリンクから可能です。月々7$という価格になっています。
この「Brave Premium」は、2021年9月26日現在の時点では、Brave Talkでのみ恩恵を受けれる状態です。
しかし、登録しておくことで、今後その他のところでもより良いサービスを受けられるのではないかと期待しています。 <- 私の勝手な意見です。
次は、無料でBrave Talkを利用する方法について説明してきます。
無料版の使い方
Brave Talkを利用するために必要なものは、Brave Talkを開始する人と、通話に参加する人で異なります。
Brave Talkの通話を開始するには、Brave ブラウザから https://talk.brave.com/ にアクセスする必要があります。他のブラウザからBrave Talkを開始することはできません。
Brave Talkへの参加は、Brave以外のブラウザからでも問題ありません。
Brave Talkの開始方法
デスクトップ版
下記のリンクにアクセスしてください。
このページの「Start free 1:1 call」をクリックします。

ブラウザからマイク等へのアクセスを求められたら、許可してください。
適当な名前を入力して「Join meeting」をクリックしてください。

これで、ミーティングが始まります。
この時のURLを通話したい相手と共有することで通話を開始することができます。
ブラウザ上部にあるバーからURLをコピーして通話したい相手に送りましょう。メールでもその他のコミュニケーションツールでも構いません。
モバイル版
2021年9月26日現在、モバイル版から無料の通話を開始することはできませんが、参加することはできる状態です。無料で通話をはじめたい時は、デスクトップ版から通話をスタートすることになります。
Brave Talkの参加方法
デスクトップ版もモバイル版も同様で、通話を開始した人からURLをもらってください。ブラウザ(Brave以外のブラウザでも可)からURLにアクセスして、わかりやすい自分用の名前を入力し、「Join meeting」をクリックしてください。

基本機能・使い方
以下の画像のような機能があります。

ビデオをONにするとき、ブラウザからビデオへのアクセスの許可を求められます。許可してください。
Braveブラウザを使用している場合、詳細設定は次の画像の項目があります。

Braveブラウザ以外のブラウザを使用している場合、字幕、録画、配信ができないようです。
Brave以外のブラウザの場合の詳細設定の部分は次のようになっています。

Settinsの中のMoreのところに、言語設定がありました。日本語化することも可能です。
今回はBrave Talkを日本語に設定する方法について説明して行きます。 Brave Talkの基本的な使い方については、以下の記事で確認してください。 [sitecard subtitle=関連記事 url=http[…]
この記事では設定の細かい説明は省きます。
使ってみて…
良かったこと
通話時間が無制限のため、時間を気にせずに通話を楽しむことができました。
通信量がどの程度かということについては調べていませんが、状況に応じて画質を落とすなどの工夫をすることが可能です。
画面供給についても問題なく使用できました。私の場合、MacOSを使用しており、画面共有にはOSからブラウザに対して画面へのアクセスを許可する必要がありました。Zoom等で画面共有するときと同様に画面へのアクセスを許可しておけば問題なく使用できます。
通話を始めるにあたって、アカウントを作ったり、アプリをインストールする必要がないのは楽でした。(通話を始める側だけBraveブラウザをインストールする必要があります。)
悪かったこと
Androidスマホを使って通話している時に、スマホがスリープモードに入ってしまい、通信が途切れることがありました。
好みの問題ですが、リアクションをすると音声が流れます。ブーイングの音声に少し腹が立ちました。
動画の共有機能を使ったとき、共有された動画をスマホから見ようとしたら、動作がとても重くて、見ることが困難でした。スマホの問題かもしれませんが、不満に感じました。
最後に
今回は、無料版Brave Talkの基本的な使い方について説明していきました。今後、その他の機能についても説明まとめて行きたいと思います。
本ブログでは、Braveブラウザのその他の機能についても説明しています。ぜひご覧ください。
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