今回はMac PC用のランチャーアプリAlfredで、楽天やQiitaなどのサイト内検索をするための設定について説明していきます。
AlfredはSpotlightの強化版です。Spotlightdでは、からはWeb検索する際に、Googleのような検索エンジンでしか検索をかけることしかできないのに対し、Alfredでは、AmazonやYoutube内で検索が可能です。
例えばデフォルトでは、Alfredを起動してyoutubeと入力し、続けて
スペース+検索したいワード
を入力するとYoutube内で検索したいワードを検索すること
ができます。他にも、yahoo、amazon、facebook、twitter 等でも検索が可能です。
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しかし、楽天やQiitaなどのサイトでサイト内検索するには設定が必要です。また、設定次第ではAmazon内の検索をする際に、一回一回amazonと入力しなくてもamaと入力するだけでAmazon内で検索することが可能になります。
検索するサイトの設定
楽天サイト内で検索できるようにする
今回は楽天市場を例にして説明していきます。
まず初めに普通に楽天市場を開いてみましょう。そして、楽天市場のキーワード検索で適当に何かを検索してみましょう。画像の例は「豆豆お豆」と検索した結果です。

このWebページのURLをみてください。ブラウザの上の方に表示されています。
「https://serch.rakuten.co.jp/serch/mall/豆豆お豆/」
となっていることが確認できます。

一度、ブラウザはそのままにしておいてAlfred preferencesを開きます。Alfredにalfredと入力してエンターを押せば起動します。
Alfred Preferencesの「features」をクリックして、「Web Search」を選択します。

新しいサイトを追加する場合、右下にある「Add Custom Search」をクリックします。
先ほど表示させた楽天市場の検索画面のURLをSearch URLの部分にコピペしてください。

このURLの検索ワードの部分を{query}に変更します。
https://search.rakuten.co.jp/search/mall/{query}/
変更することでとなっていると思います。
(画像では検索ワードである「豆豆お豆」が文字化けしていますが気にしないでください。)また、Title、Keywordを下の画像のように入力します。

Keywordに打ち込んだ単語をAlfredに打ち込むことでこのURLが呼び出されます。Titleは適当で構いませんが、Titleのなかに{query}を入れることで、Alfredに入力した文字をTitleに表示させることができます。
あとは、右下にある「Save」をクリックすれば設定は完了です。
Alfredに「rakuten 豆豆お豆」と入力してエンターを押すと


楽天サイト内検索ができました。
私は、楽天を検索する際に一々「rakuten」と打ち込むのは面倒くさいので、「raku」と打ち込むだけで検索ができるようにしています。こうするには設定画面でTitleの部分を「raku」に変更するだけです。
追加した設定を編集するには、追加したところの歯車マークあたりをダブルクリック

設定画面の右の方にある「Drop icon above. …」に楽天っぽい画像を適当に用意してドラッグ&ドロップすることで検索時にアイコンを表示できます。


デフォルトのキーワードを短くする
Amazonを例にとってAlfredを利用したAmazonのサイト内検索時のキーワードをamazonからamaに変更する方法について説明していきます。
楽天の設定ができたのであれば、この変更は簡単です。
Alfred PreferencesのWeb Searchにはサイト一覧があり、その中にamazonがあると思います。amazonの文字の上でダブルクリックするとamazonの文字を変更できます。
私はamaにしています。

これで変更は完了です。
最後に
今回は、AlfredのWeb検索の設定について説明しました。
Alfredを使いこなすことができればさまざまな作業を効率化することができると思います。ぜひ試してみてください。