動作が速いとか、バッテリー持ちがよいとか話題の尽きないM1 MacBookですが、アプリケーションによってはM1に対応しておらず、動作しないという問題が報告されています。また、動作したとしてもM1チップに最適化されておらず、本来のMacBookの力を発揮できないということも多々あります。
そんな中、Macユーザーには欠かせないアプリであるAlfredのM1チップ対応バージョンが公開されているということなので、インストールしてみました。
Alfredについて
そもそもAlfredについて知らないという人のために簡単にAlfredについて説明したいと思います。
AlfredとはMacPCのランチャーアプリの一つです。
MacにはSpotlightというランチャーアプリがもともと入っていて、command + Space キーで起動できます。Spotlightを利用することで、素早くほかのアプリを起動できたり、素早くgoogle検索を掛けたりすることができます。
一方で、Alfredは option + Spaceキーで起動することができます。そして、Spotlightの機能に加えて、より便利な機能が利用できます。
例えば、amazonで、「お豆」について調べるとします。Spotlightで 「amazon お豆」と打ち込んでエンターを押すと、Googleで「amazon お豆」が検索され、その検索結果の中から自分で正しいページを選択する必要があります。

これに対して、Alfredを起動して「amazon お豆」と打ち込んでエンターを押すと、amazonのページ内検索で「お豆」と打った時の検索結果が表示されるので、Spotlightを利用した時に比べて手間が省けています。

そのほかにもAlfredには「define お豆」と打つだけで、辞書で「お豆」をひいてくれる機能もあります。その他にも数多くの機能があり、全てを紹介することは難しです。
詰まる所、AlfredとはSpotlightの強化版なのです。
Alfredのインストール方法
Alfredには、無料版と有料版があります。今回は、無料版をインストールしていきます。無料版でもSpotlightにはない機能が使用でき、とても便利なのでおすすめです。
今回インストールするAlfredはM1チップに最適化されています。また、Intel 製チップでも利用できるようです。
今回はAlfredの公式ページからダウンロードを行います。App StorにもAlfredはありますが、こちらは更新が止まっており、バージョンが古いのでおすすめしません。
以下のリンクにアクセスし、「Download Alfred 4」をクリックしてください。

ダウンロードフォルダにbmgファイルがダウンロードされます。このファイルを実行してください。実行すると次のようなウィンドウが表示されます。

Alfred 4.appをApplicationsのところにドラックアンドドロップしてください。すると次のような警告画面が表示されると思います。ので開くをクリック。

これでインストールが完了しました。では、起動してみましょう。
次のような画面が表示されると思います。「Skip Setup」をクリックしてください。「Begin Setup」をクリックするとログインを求められますが、今回は無料で使うだけなので必要ありません。

地域の設定をしておきましょう。「Where are you」の欄で「Japan」を選択。

これでとりあえず設定は終了です。この画面を閉じてもらって構いません。
Alfredを使ってみる
今、MacPCの右上に帽子のマークが表示されていると思います。これでAlfredが待機中であることが確認できます。実際に使ってみましょう。

option + Spaceキーを打ってください。

ここに起動したいアプリ、検索したいワードなどを打ち込むことで効率的に、アプリの起動、検索などが可能になります。
M1に最適化されているか調べてみる
Alfredを起動した状態で、アクティビティモニタを起動して、Alfredについて調べてみます。

画像の通り、アーキテクチャの部分がAppleになっており、M1に最適化されたアプリであることが確認できました。
最後に
今回は、M1に最適化されたAlfredについて説明しました。M1に最適化されたことで、よりM1搭載Macの力を発揮できるようになったと思います。(Alfredで変化を感じるのは難しいとおもいますが…)
今回は、簡単な設定しかしていませんが、自分に合った設定を色々と試してみても面白いかもしれません。
ぜひ試してみてください。
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