今回は、ブレイブブラウザの同期機能について説明していきます。また、設定方法についてもWindowsPCとMacPC、iOSスマホ、Androidスマホの同期を例にとって説明していきます。
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同期機能(Brave Sync)とは
Brave Syncとは複数の端末の間で情報を共有するものです。
Brave Syncで同期している端末同士では、次の情報を共有することができます。
- アプリ
- ブックマーク
- 拡張機能
- 履歴
- 設定
- テーマ
- 開いているタブ
- パスワード
- 住所、電話番号など
これらの情報を共有することで、PCでブックマーク登録したサイトに別のPCやスマホのブックマークからすぐにアクセスすることができます。
他にも、ウェブサイトにおいて、PCでパスワードを入力して保存していれば、他の端末でもパスワードを入力せずにログインすることができます。
また、履歴や開いているタブを同期することで他の端末に切り替えてのブラウジングがスムーズにできます。
MacとiOS間ではブラウザのタブ共有などをすることは容易ですが、MacとWindows間であったり、iOSとWindows間ではタブやページの共有がブラウザによっては難しいです。Brave Syncを使えばそれらを可能にできるのです。
設定方法
設定方法は、Brave公式ページに記載されています。
こちらのページを日本語で説明していきます。
今回は、MacPCとiOSスマホ、WindowsPCを同期する方法について説明していきます。
全てのPCとスマホにBraveがインストールされていて、バージョンが最新であることを前提に説明していきます。
同期チェーンを作成する
Mac上でBraveの設定画面の「同期」の欄にある「同期機能を利用開始」をクリック。

「新たな同期チェーンを開始する」をクリック。

初めに、PCとスマホを同期させるので、同期させたいデバイスの種類は「スマホ/タブレット」を選択してください。

クリックすると、QRコードが表示されます。
スマホと同期させる
AndroidもiOSも同じ方法で同期させることができます。
スマホでBraveを開き、設定ページに移動します。
「一般」の欄にある「Brave Sync」をタップしたください。

「既に同期コードを持っている」をタップ。QRコードを読み取るためにカメラが起動します。起動していない場合は、カメラの使用を許可してください。

先ほどPCのBraveに表示させたQRコードを読み取ります。
これで同期の設定は完了です。
MacとWindowsを同期させる
次にMacとWindowsを同期させます。Mac上でBraveを開き、設定ページへ移動してください。設定画面の「同期」の欄にある「同期済みのデバイスを管理」をクリック。(一度も同期をしていない場合、「同期機能を利用開始」という表記になっています。

「同期コードを見る」をクリック。すると、24の単語からなる同期コードが表示されます。こちらは第三者には知られないようにしましょう。

Windows上でBraveを開き、設定画面へ移動してください。設定画面の「同期」の欄にある「同期機能を利用開始」をクリック。

「同期コードを持っています」をクリック。すると、コードを入力する部分が現れます。こちらに先ほどMac上で表示させた24の単語からなる同期コードを入力してください。入力したら「確認」をクリックして完了です。

使ってみる
今回はデフォルト設定であるブックマークのみを共有する状態で使用してみます。
スマホの方からブレイブを起動してブックマークを見てみると、PCのデバイス名が表示されているのがわかります。

そして、こちらにPCでブックマーク登録したものがあることが確認できます。

PC上のブックマークでも、スマホと同期した他のPCのブックマークが共有できていることを確認できました。
ブックマークはデバイスが同期された時に、相手が登録していたブックマークがお互いに追加されます。そして、同期している状態でブックマークを編集したら、その編集は同期している他のデバイスのブックマークへ反映されます。
最後に
今回は、Braveブラウザの同期機能であるSyncについて説明しました。Syncを利用することで、iOSやAndroid、Mac、Windowsの間でも情報を簡単に共有することができます。ぜひ利用してみてください。